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航空無線を受信するためにはまず広帯域受信機を購入しよう!買ってはいけない機種を公開!

      2018/02/20

航空無線を聞くことができる『広帯域受信機』ってどんなもの?オススメは?

さあ、航空無線についてひととおり解説をしてきましたが、これらの航空無線を聞くために必要な機材が【広帯域受信機】と呼ばれるものです。

広帯域受信機は航空無線のみならず、アマチュア無線や簡易無線など多くの無線を受信して傍受できますが、現在主流のアナログ広帯域受信機で受信できるものはアナログ無線のみですので、デジタル化されている無線については傍受できません。しかし、AORやユニデン製品など各種デジタル無線に対応しているレシーバーも昨今は普及しはじめており、日本の警察無線や消防無線の市町村波などのデジタル無線を除く、マスコミ用デジタル無線、351デジタル簡易無線、米国警察や在日米軍も使うPublic Safety(公共保安)P25規格などは受信して復調できます。

ここでは航空無線を受信できるアナログ広帯域受信機についてご説明します。

さて、広帯域受信機も、アイコム、アルインコ、YAESUなど国内大手無線機メーカーのほか、以前はマルハマ、ユピテルも出していました。そしてユニデンのように海外ユーザー向けの受信機を買って使うマニアもいます。

受信機のタイプには持ち運びが容易なハンディ・タイプ(2万円前後から)のほか、室内に置く据え置き型タイプ(いわゆるハイエンド機では50万円を超えるものも)があります。広帯域受信機は資格・免許が一切不要です。

では、いったいどれを買えばいいのでしょうか?

オススメの広帯域受信機はアイコムIC-R6。ただし普通のIC-R6はだめ!

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結論を言いますと、多くの航空無線マニアが使っていて航空無線を受信するのに最も適した広帯域受信機はアイコム社のワイドバンドレシーバー『IC-R6』一択です。初心者から中級者までおすすめの広帯域受信機なのです。

アイコム 【受信改造済】 IC-R6 広帯域レシーバー
アイコム 【受信改造済】 IC-R6 広帯域レシーバー B005WG1YFM | アイコム | 
これ一台で航空も業務もバスも鉄道も消防署のショカツ系無線もアナログならすべて制覇!

 

IC-R6は広帯域受信機のベストセラーです。サーチ速度、受信感度、バッテリー持続性などライバルに比べてとっても優秀で航空無線受信機としては最高の性能を持っているほか、アマチュア無線や一般の業務無線も受信可能です。

IC-R6は前機種『IC-R5』をより高性能化させた受信機として2010年に発売されました。ハンディ型受信機としては多くの愛好家から支持されており、2017年現在もワイドバンドレシーバーではベストセラーを誇っています。

ですから、当サイトでは航空無線受信機として定評のあるICOM(アイコム)社製のIC-R6についてご紹介し、筆者のオススメは『IC-R6』一択です。

ただし、ノーマルのIC-R6は絶対にお勧めしません。筆者がおすすめするのは「IC-R6 受信改造済み」モデルです。

後述いたしますが、受信改造されたIC-R6は0.100~1309.995MHzまで歯抜けなくフルカバーされます(※後述)。実勢価格は約2万円。ノーマルモデルと受信改造済みモデルとの価格差は2,000円程度なので、やはり受信改造モデルがお得ですし、基本的に本サイトでは受信改造モデルを解説しています。

航空自衛隊の一部無線周波数は通常の受信機では受信できない機種もありますので、必ず「受信改造済み」と明記されている受信機を選ばなければなりません。

なぜ『受信改造済みのIC-R6』が航空無線受信機として威力を発揮するのか

さて、IC-R6は優れた受信機ですが、無改造(ノーマル状態)のIC-R6と、受信改造がなされたIC-R6の具体的な違いとは何かをご説明いたします。

アイコムをはじめとするメーカーで作る業界団体の「日本アマチュア無線機器工業会」ではプライバシーにかかわる周波数を傍受できなくさせる取り組み、つまり自主規制を定めており、アイコムはそれに参加しています。

アイコムの公式サイトにはこう書かれています。

 

0.100~1309.995MHzの広帯域をAM/FM/WFMでカバー。(一部周波数帯を除く)

引用元 アイコム公式サイト
https://www.icom.co.jp/products/amateur/products/receiver/ic-r6/

 

つまり、0.100~1309.995MHzの広帯域をAM/FM/WFMでカバーしているものの、フルカバーはされておらず、歯抜け部分があるということです。

この周波数の一部歯抜け仕様のノーマルIC-R6の困るところは411.895MHz~415.1005MHzが削られるので414MHz付近のJR無線(Cタイプ)、役所の水防関係、そして建設、運輸、商店など民間各種簡易無線が聞けなくなってしまうことなのです。

私たち航空無線受信ファンにとっては261.895MHz~266.100MHz、そして379.895MHz~382.100MHzを使用する旧規格であるアナログコードレス電話を受信させない自主規制によって、同じUHF帯域を使う航空自衛隊の周波数が聞けなくなってしまうことが最大のデメリット。

中でも別の項目『おすすめ、4 自衛隊周波数その2・・・非公開GCI周波数!』で解説しているGCIと呼ばれる周波数が聞けないのではせっかく受信機を手に入れても興奮が半減。

「ぼく、航空自衛隊興味ないもん!」という子には関係ないのかもしれませんが、受信をなりわいにする人、とくに航空ミリタリっ子には由々しき問題。

ですから、UHF帯航空無線が傍受不可能なノーマルのIC-R6は損をするので、航空(自衛隊)無線ファンは絶対に買ってはいけないのです。

専門店でもノーマル状態と受信改造済みの二種類を並行して販売していますので購入時は注意が必要です。

また、比較的低く広範囲に飛ぶVHFに比べると、UHFでは電波の減衰が激しく、基地から近いか、よほど高い高度でなければ、自衛隊のUHF帯域受信は難しいものですが、ご心配は無用。

もともと、200~300MHz帯の受信感度には定評のあるアイコム。IC-R6の受信性能の高さはUHF帯域でもしっかり活きています。

外部サイト「ラジオライフ」による記事各種

IC-R6のユーザー評価が高い理由は電池の持ち
IC-R6は総合性能が高くて航空祭に向いている

AmazonJapanで現在販売されている受信改造済みのIC-R6各種。アンテナやイヤホンなど、セットになっているものがお得です。

IC-R6(受信改造済)&HE47M PちゃんイヤホンSET
IC-R6(受信改造済)&HE47M PちゃんイヤホンSET
B00ANEDVMC | ICOM | ¥ 21,800

IC-R6 (航空無線周波数メモリ済&オリジナル航空無線受信専用アンテナセット)(受信改造対応)
IC-R6 (航空無線周波数メモリ済&オリジナル航空無線受信専用アンテナセット)(受信改造対応)
B00TW3DJCM | 山本無線 |

IC-R6(受信改造済み)&SRH805Sミニアンテナ SET
IC-R6(受信改造済み)&SRH805Sミニアンテナ SET
B00ARAAR4M | アイコム | ¥ 21,900

 

IC-R6だけでも問題はないが、別売アンテナでさらに耳をよくしようぜ!

IC-R6は受信機単体でも優れていますが、標準付属のアンテナよりも別売のアンテナメーカー製のアンテナに付け替えることで、さらに感度がアップします。

交換アンテナには数多くの種類がありますが、最も人気なのが伸縮式金属ロッドのダイヤモンド SRH789 95MHz-1100MHz帯です。SRH789はエアバンダーのみならず、他の業種の無線を聞いている方やアマチュア無線家にも人気です。

ただ、やはり航空無線にしぼったアンテナのほうがより受信効率が高いと言えます。そこで航空無線受信に最適な専用アンテナをおすすめします。

一般的にエアバンド専用アンテナは航空無線の周波数である120mhz、それに加えて300mhzを中心に感度が良く作られていますが、150mhzの一般業務無線やそれ以外の周波数帯域も聞けないわけではありませんので安心してください。

なお、IC-R6のアンテナ接栓はSMA-Pですので、SMAタイプのアンテナを必ず購入してください。

IC-R6をリセットしたら受信改造が元に戻った……という場合は読んでください。

さて、みなさんIC-R6は手に入れましたかな?えっ?お金が無いのでオークションで聞いたことのないメーカーの歯抜け受信機を買ってしまった?ほらー。だから言ったでしょ!2万円出してIC-R6(受信改造済み)を買いなさいと!

さて、IC-R6には標準で各種メモリーがプリセットされており、特定小電力、鉄道、バス、国際VHF、消防救急アナログ(署活系は便利)などたくさん入っています。しかし、航空無線だけ聞きたいのであれば、エアーバンドスペシャルを購入すればいいし、航空以外は消したほうが使いやすいでしょう。

そこで、オールリセットをかける場合があります。しかし、受信改造がされたIC-R6はリセットすると本来の歯抜けの部分まで元に戻ってしまいます。これを知らずにリセットすると一瞬、恐怖新聞の主人公みたいな顔になってしまいますが、大丈夫です。

なお、プリセットメモリーについては完全に削除されますので、入れなおすには純正のクローニングソフトとケーブルが必要ですので、元のメモリーも少しは使いたいという人は安易にリセットを行わないように注意しましょう。

IC-R6(受信改造済み)をリセットした場合、歯抜けを元に戻すために必要な作業

『FUNC』、『SQL』、『BAND』ボタンを同時に押しながら、電源ボタンを押して起動させます。すると液晶表示が左端から右端まで全パターンでゆっくりと表示されます。すべて表示されたらボタンから指を離すと受信改造された状態に戻ります。液晶がすべて表示されるまで指をボタンから離さないでください。離すと失敗します。起動したら、試しに261.895MHzからダイヤルを回してみましょう。ノーマルでは選択できずに聞けなかった261.895MHz~266.100MHzまで選択できるはずです。

IC-R6の受信改造機のデメリット

IC-R6の受信改造は裏ぶたを開けて内部の基盤についている抵抗チップを外したうえでコマンドを入力することで行われる意外と簡単なもの。

小さなプラスネジを二本外して裏カバーを開けると基盤が顔を出しますが、よく見ると不自然な跡が。これが抵抗チップをはんだごてで外したアトですが、この抵抗チップを外して秘密のコマンドを入力することで自主規制された周波数が受信できます。メーカーの「ここ外せますよ」というわざとらしさが否めないのは何故でしょう。

受信改造機のデメリットはメーカーの保証を受けられない

基盤をいじって抵抗チップを取り除くというメーカー非推奨の改造を行った受信機は、メーカーの修理保証をほぼ絶対に受けられないと思って間違いないでしょう。ただ、IC-R6に限って言えば、受信改造が施されていても半年や1年で壊れることは皆無。筆者としては2年持ってくれれば、例え壊れてもジャンクでオークションに3000円でパーツ取り用に投げ売りすれば十分に元は取ってくれる代物だと思います。だからみなさんも将来の売却を考えて、元箱や取説、付属品は絶対にとっておきましょうね。

また、購入したショップでは独自の保証があるかもしれないので、そこは各自で確認してみましょう。

とりあえず、デメリットはこれくらいでしょうか。

防災対策としても広帯域受信機は役に立つ

航空無線だけでなく、民間や公的機関のアナログ無線からさまざまな情報を収集できる広帯域受信機は、アナログ無線が今後も運用される限り、防災にも役立ちます。

防災対策として広帯域受信機を所有する人がメモリーしてる周波数には防災同報無線、大手バス、JR、電力、防災・消防ヘリ、警察ヘリ、ドクヘリ、自衛隊航空系、海保、国際VHF、近隣市町村の防災移動系、消防署活系、水道企業団、水防、土地改良区といったものがあります。

これだけだと平時はなんか寂しいから、アマチュア無線のメインチャンネル(145MHzや433MHzなど)や、パチンコ屋の特小無線、くみ取り屋の無線も入れて、24時間サーチ&スキャンしているという人もいます。

目的はあくまで実用的な情報収集なのか、それとも単に趣味なのかはわかりませんが、本当の受信マニアには自宅で24時間、複数の受信機で同時受信し、常にパソコンなどで録音することで、例え、トイレに行っていても会社にいても聞き漏らすスキを作らない人もいます。

このようなマニアは極端ですが、一方で、ある受信系のフォーラムでは「ハムなんか聞いてもしょうがない」と、アマチュア無線だけスッパリ切っている受信マニアもいます。ライフラインとJR以外の一般企業とアマチュア無線の情報に価値は無いからこれらの周波数はメモリーに入れず、一切聞かないという割り切ったタイプです。

このように情報収集が趣味の人でもいろんなタイプがあります。

また消防団員といった方々も消防無線がデジタル化される以前のアナログ時代には、ほぼ必ず手元や車に置いて情報収集のために使っていたものでした。しかし、消防の市町村波についてはデジタル化により、市販の受信機では傍受不可能になりました(現在はアナログの署外活動系が全国の消防で使用が許可されたため、こちらは傍受可能です)。

IC-R6をはじめとする一般的な広帯域受信機の予備知識はこちらで詳しく説明していますので興味のあるかたは参考にしてみてくださいね。

広帯域受信機で各種無線を聞こう!

広帯域受信機の持ち込みに規制がある国がある

一部の国では広帯域受信機の持ち込みが法律で規制されている場合もありますので、海外旅行へ受信機を持っていく場合は事前に該当国の大使館へ確認するなど調査が必要です。

航空無線の周波数を紹介している冊子や各種ホームページ

各空港・飛行場、航空会社や防災ヘリの使うカンパニーラジオといった無線の周波数を知るには、周波数バイブルといった冊子のほか、各種サイトが便利です。

冊子なら、ポケットサイズの周波数バイブルも便利ですが、持ち歩くのもスマートじゃないし少しおっくう。それならスマホに当該ページをコピーして入れておこうかと考える人もいるでしょう。

現在、便利なアイテムとしてアマゾンにて三才ブックスの『ラジオライフ手帳ワイド 三才ムック vol.806 Kindle版』がダウンロード販売されています。価格は648円で、ポイント が129pt還元されるので実質500円ですので一冊購入しておけば、便利です。筆者も購入しました。

最初の消防関係のみサンプルページを閲覧できるので、興味があれば購入されてみてください。そのほかに、周波数を紹介しているサイトも便利です。

最後に、傍受した通信の詳しい内容を他人に公開することは違法なのでご注意ください。

AI-Aviation HP -管制部周波数
http://ainet.bent.jp/aviation/airband_acc.html

 

航空無線周波数メモ
www.geocities.jp/jg7ubp/freqmemo.html

広帯域受信機とIC-R6まとめ

  1. IC-R6は最強じゃ。
  2. IC-R6はノーマル版を買ってはいけない。必ず受信改造済みモデルを買うこと!
  3. IC-R6はオールリセットすると受信改造も戻る。直すにはもう一度オールリセットコマンドが必要。
  4. IC-R6の受信改造は基盤いじって抵抗取ってるからメーカー補償受けられないよ。大事に使おう。
  5. IC-R6は登録した100個の周波数(チャンネル)を約1.2秒で一周する。

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